若手研究者による教養講座
『文化・芸術 ビギナーズラボ』
週末の夜にワンコインで受講できる教養講座を開講します。
今回は分野の異なる3人の若手研究者が「フランスの文化表現」をテーマにお話しします。
この機会に新しい知識の扉を開きましょう。
【開催日時】
第1回11月15日(金)
第2回11月30日(土)
第3回12月14日(土)
いずれも19:00~20:00(18:30より受付開始・開場)
【会場】3階大会議室
開催日・テーマ・講師・内容
●第1回 2024年11月15日(金)
近現代バレエとパリ-バレエ・リュスとバレエ・デ・シャンゼリゼ
講師:深澤南土実(芸術文化観光専門職大学 講師)
内容:イタリアで生まれ、フランスで花開き、ロシアで熟したと言われるバレエ。本講座では、ダンスやバレエの歴史を紐解きながら、まず、一流の作曲家、美術家、ファッションデザイナーらとともに新作を発表し続け、世界中に総合舞台芸術としてのバレエを広めたバレエ・リュスについてみていきます。その後、バレエ・リュスを継承しながら社会や時代を反映した作品を創作し、後世のダンスへと繋げたバレエ・デ・シャンゼリゼの活動についてもみていきます。こうした20世紀前半から中盤にかけてパリで発表されたバレエ作品やその創作背景を通して、身体表現、そして文化・芸術のコラボレーションについて一緒に考えていきたいと思います。
●第2回 2024年11月30日(土)
フランス・アニメーションとシュルレアリスムー不思議な世界を覗いてみよう
講師:新井佑季(京都大学大学院人間・環境学研究科 博士後期課程)
内容:フランス南部の古都アヌシーでは、毎年6月に世界最大のアニメーション映画祭が開催されています。1960年に創設された本映画祭の存在により、フランス及びアヌシーは世界の作品/作家が集まる「アニメーション映画の首都」となりました。このようなフランスを中心に置くことが、世界のアニメーション表現の流れを紐解く手がかりとなります。映画祭創設期には、東欧系作家のフランス・アニメーションへの影響が見られるのですが、彼らの経た教育には1924年にパリで宣言されて世界各地に広まった芸術運動シュルレアリスムがありました。本講座では、宣言からちょうど100年が経つ「シュルレアリスム」をキーワードにして、アニメーション表現の変遷をたどります。
●第3回 2024年12月14日(土)
映画のパリ、パリの映画―ヌーヴェル・ヴァーグの時代を中心に―
講師:安部孝典(関西学院大学 文学部 非常勤講師)
内容:映画は1895年にパリで生まれました。その誕生以来、映画はパリを多く描いてきました。本講座では、パリを舞台に物語が紡がれることが特に多かったヌーヴェル・ヴァーグの時代の映画について取り上げます。1960年代の若き映画人たちは、パリの街中でロケーション撮影をおこない、都市に生きる人々をドキュメンタリーのように瑞々しく描き出しました。当時のパリの生活をのぞきに、映画の中へと旅してみましょう。
受講料 各回500円(税込)、3回通し受講1,300円(税込)
※定員:各回36名
※定員に達した場合、当日の参加受付はいたしません
※未就学児の入場は不可
お申込み方法
受付開始 9月19日(木)9:00~
東リ いたみホール
●2階事務所窓口来館
●電話予約(TEL.072-778-8788)
〈受付時間9:00~21:30〉
〈火曜休館。火曜祝休日の場合は翌平日休館〉
●メール予約 itamihall@itami-cs.or.jp
件名に「ビギナーズラボ申込」、本文に「氏名」「電話番号」「受講希望日」を明記の上お送りください。
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