伊丹市昆虫館の角正学芸員が、令和6年度全国昆虫施設連絡協議会矢島賞を受賞!
2025.06.13
令和5年12月12日に山梨県の北杜市オオムラサキセンターで全国昆虫施設連絡協議会が開催されました。年に1回、加盟している全国の昆虫施設が集い、研究発表とともに、情報交換し、昆虫施設の発展に向けて交流する場となっています。
ここで、伊丹市昆虫館の角正美雪学芸員が「ミュージアムショップの運営と商品開発について」と題し、昆虫館におけるミュージアムショップの運営と今後の展開および課題について発表しました。その内容を「昆虫園研究」に投稿、翌令和6年11月「矢島賞奨励賞」を受賞しました。矢島賞とは、多摩動物公園に日本初の昆虫生態園をつくるなど、近代昆虫館の父といわれた昆虫学者である矢島稔先生が、昆虫施設の発展にと創設された賞です。
選考理由として、
・昆虫に親しみを持ってもらうことは勿論、来館者の満足度も高まり、地域との連携やコラボまで実施していることは凄いことだと思いました。展示の他の楽しみとして、館への多大な貢献をしている。
・ミュージアムショップの運営だけでも大変だと思うが、運営を通して企業と連携したり、地域社会への貢献活動へつなげたり、昆虫館を幅広く社会と結びつけているのがすばらしい。
などと、各昆虫館から評価されました。
角正学芸員コメント:ミュージアムショップはその博物館の体験や思い出や学びを持って帰ることができる特別な場所だと思っています。伊丹市昆虫館らしいミュージアムショップを展開できるよう、引き続きよろしくお願い申し上げます。
▲盾を持つ角正学芸員
▲伊丹市昆虫館ミュージアムショップ