インスタレーション
「かくされた眼差し」
木原真男・谷口 新 二人展
−映像や記号などさまざまな方法で生み出される不思議な空間−

いたみホール美術企画

伊丹市立文化会館「いたみホール」は、平成10年11月阪神淡路大震災より復興リニューアルオープン。
伊丹市の中心市街地である周辺地区には、伊丹郷町館、市立美術館、柿衞文庫、市立工芸センター、アイホール(市立演劇ホール)、伊丹アイフォニックホール(市立音楽ホール) など多くの個性的な文化施設がありひとつの文化ゾーンを形成しています。
今回の美術展示は、この文化ゾーンのなかで誰でも自由に通り抜けできる「いたみホール」の共有空間(ロビーや階段)をアートのある遊歩道にする展覧会です。
主な展示内容
(1) エントランスロビー、地階〜6階の階段部分すべてにモニターを設置、美術映像を流す。
(2) エントランスロビーにプロジェクターによる大型映像投影。
(2000年3月2日〜3月13日、18時30分〜21時30分 予定)
(3) 文字テキストを用いたインスタレーション。
・通りに面したホール南の窓ガラス、約25メートル。
・文字を染め抜いた巨大な布(2階〜地階までの大きさ)。
・地階〜屋上までの出入口すべて。
(4) 中ホールは映像、記号によるインスタレーション。
美術により姿を変えたホール内を巡ることで、たくさんの映像や記号による万華鏡のように多様な変化を味わい、まるで迷路を遊歩するかのようです。また、伊丹市街やホールの風景を取り込んだ映像、日常生活にひそむキーワードにより、鑑賞者も美術展示の一部、そしてホールや伊丹の街と一体となる感覚を楽しめます。
タイトルの「かくされた眼差し」とはなにか?美術作家の眼差し? あるいはいたみホールを散策した方の眼差し?館内が色々な発見の場となり、空間から触発され自らのストーリーをつくることができる奥行きある空間です。
いたみホールのロビー(共有空間)はいつでも入場無料の遊歩道です。ホールへとむかう道すがら、道路をへだてて外観を眺めれば、そこにも!この機会にいたみホールのいろいろな場所を散策して頂きたいと考えています。

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