伊丹の舞台芸術の軌跡を未来へつなげる

AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)は演劇やダンスの公演事業はもちろん、地域の人々の表現活動支援などさまざまな事業を実施してきました。このサイトは2026年3月末日をもって閉館するアイホールの歩んできた軌跡を次の世代へ残し、この劇場に関わった表現者をはじめ、さまざまな方からお寄せいただいたメッセージをアーカイブすることを目的としたウェブサイトです。

アイホールとは

「演劇ホール」を冠する、
公立の小劇場として

国鉄伊丹駅前地区再開発事業の一環として、アイホールは昭和63年(1988年)に現代演劇を事業の柱とするユニークな公共ホールとしてオープンしました。
19m四方の何もない空間は35ブロックに区切られ舞台と客席を自由にレイアウトでき、さまざまな表現に対応できるホールとして、関西の演劇・ダンスシーンを担う屈指の小劇場として認知されました。

クロニクル

30年以上にわたる
アイホールの上演記録

複合文化施設ではなく単独の小劇場として、アイホールは現代演劇と現代舞踊を事業の柱として運営してまいりました。30年以上にわたって、自主企画をはじめ、共催公演、提携公演など、さまざまな企画を実施いたしました。

主催事業

数々の名作、話題作を
自主企画公演として開催

開館以来、東西を問わず海外作品も含めて著名劇団やカンパニーを招聘し、自主企画として数々の名作、話題作を上演しました。なかでもAI・HALLプロデュースは、伊丹、東京、名古屋を巡演し公共ホールによる企画製作作品の先鞭をつけました。以降、劇団やカンパニー公演だけでなく、劇場オリジナルな企画製作を精力的に実施。また公演事業にとどまらず、人材養成事業や普及啓発事業など幅広く主催事業を手がけました。

寄稿

多岐にわたる企画に関わってもらった
表現者たちからの声

多種多様な表現者たちがいたからこそ、
バラエティに富んだ企画を展開することができました。
関わっていただいたさまざまな事業について、現場からの声をお届けします。